ノウハウ

FBA納品の注意点【ダンボールのサイズや禁止事項、重量超過・重量制限】

FBA納品の規約に違反してしまうと納品できないだけでなく、損失が発生したり最悪の場合今後の納品を制限されてしまいます。
万全の体制で臨めるよう、ミスしやすい注意点をせどりのプロが解説します。

おはようございます。
パグです。

この記事では、FBA納品の注意点について解説します。

FBA納品(エフビーエーのうひん)とは、FBA(Amazonが提供する自動販売形態)を利用して商品を販売したい出品者が、商品をAmazonの倉庫(フルフィルメントセンター:略称FC)にまとめて発送し納品することです。

様々な商品を一括して出荷でき、Amazonとクロネコヤマトとの提携により個人で発送するより格安で配送することができるというメリットがあります。

一方、定められた要件を遵守しなければ受領拒否により返送や再発送の費用が掛かったり、FBAの利用を制限されるなどの不利益が生じます。

せっかく仕入れた商品があと一歩のところで販売できない状態になるなんて、そんなもどかしいことはないので、抜かりなく慎重に実行しましょう。

FBA納品はAmazon出品者専用ツールのseller central(セラーセントラル)を通じて実行しますが、その過程で出品サポートツールのセラースケットを利用すれば、seller central単独でFBA納品を実行するより、入力項目が簡素化・省略化され、楽に納品することができます。

セラースケットの回し者ではないですが、私はせどりに必須のツールだと考えていますので、使ってない方はぜひ試してみてください。

★セラースケットを利用したFBA納品の具体的なやり方についてはコチラ↓↓

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前置きが長くなりました。
それでは早速いきましょう↓↓

FBA納品に利用できるダンボールのサイズ

Amazonでは、FBA納品する際の輸送箱(ダンボール)サイズを以下のように規定しています。

在庫分散の商品サイズ区分パッケージのサイズと重量の制限メーカーが提供する輸送箱
小型/標準商品1点の三辺が45 × 35 × 20cm(長さ×幅×高さ)より小さい

重量が9kg未満
三辺が50cm(長さ)× 60cm(幅)× 50cm(高さ)より小さい

重量が30kg以下

かつ、18.1cm(長さ)× 10.0cm(幅)× 2.5cm(高さ)より大きい

重量が0.15kg以上
輸送箱の三辺が95cm × 69.9cm × 50.9cm(長さ×幅×高さ)より小さい

重量が40kg未満
大型45cm × 35cm × 20cm(長さ×幅×高さ)より大きく、95cm × 70cm × 51cm(長さ×幅×高さ)より小さい

重量が40kg未満、9kg超
寸法の合計が216cm以内であること

重量が40kg未満
輸送箱の三辺が95cm × 69.9cm × 50.9cm(長さ×幅×高さ)より小さい

重量が40kg未満
特大型95cm × 70cm × 51cm(長さ×幅×高さ)より大きく、合計寸法が260cm以内であること

重量が50kg未満

重量が50kg未満
三辺の合計寸法が400cm以内、最長辺が250cm未満であること

重量が80kg未満
左の列と同じ
参照元:Amazon seller central(Amazonへの個口配送

「特大」サイズは白物家電(洗濯機や冷蔵庫など)や大型家具を取り扱う場合なので、この記事では「小型・標準」「大型」の2つのサイズに絞って解説します。

在庫分散の商品サイズ区分

在庫分散の商品サイズ区分というのは、商品1点についての規定です。
例えば、手のひらサイズの商品は「小型/標準」、両手でないと持てないような商品は「大型」に分類されます。

「小型/標準」に当たるか「大型」に当たるかで納品先(FC)が異なるので、商品サイズ区分ごとに輸送箱が分かれることになります。

小型/標準商品:A、B、C ⇒ 川口市倉庫

大型商品:D、E ⇒ 八千代市倉庫

FBA納品の手続き上で「この商品は小型!」「この商品は大型!」と自動で判別され、それぞれの納品先が指定されるので、FBA納品時は特に意識する必要はありません。

意識するべきは仕入時(リサーチ時)です。
「この商品は大型に当たるな」と把握しておけば、ダンボールはどのサイズが何箱必要かを想定することができます。
まだ送っていない商品があれば一緒に送ったり、1つしかなければダンボールの容量がもったいないので次の便に乗せるなど、配送効率を考慮しましょう。

メーカーが提供する輸送箱

メーカーが提供する輸送箱とは、メーカーのロゴや商品名の情報が印刷されている輸送箱のことです。
このメーカー純正の箱が規定値以内であればFBA納品すること自体は可能ですが、セット商品を配送する場合は輸送箱に数量を記載しておかなければ単品商品とみなされ開梱されることがあるので注意しましょう。
とは言えせどりの場合はあまり無いケースなので、ご参考までに。

ダンボールのサイズは三辺の合計「長さ〇cm+幅〇cm+高さ〇cm=〇〇cm」で決まります。

合計が140cm以内であれば「140サイズ」です。
長さ60cm、幅50cm、高さ50cmのダンボールは「160サイズ」に分類されます。

小型・標準サイズ

小型・標準サイズの場合、輸送箱(ダンボール)の三辺が「長さ50cm×幅60cm×高さ50cm」より小さく、「重さ30kg以下」であることを満たしている必要があります。

加えて「長さ18.1cm×幅10.0cm×高さ2.5cm」より大きく、「重さ0.15kg以上」ある必要がありますが、ほとんどのケースで満たしているので気にしなくて良いでしょう。

つまり、ダンボールのサイズ上では最大160サイズまでということになります。

しかし、一辺の長さには注意が必要です。
最大「50cm×60cm×50cm」と規定されているということは、それぞれの長さも規定値以内でなければいけません。

つまり、「50cm×65cm×45cm」や「40cm×40cm×70cm」のように、一辺の長さのどれか一つでもオーバーした輸送箱を使用するとFBA倉庫に受領拒否されてしまいます。

確実に受領してもらうために1cmでも長さがオーバーしているダンボールはFBA納品に使わないようにしましょう。

私の場合は以下の2種類のみを使用しています。
140サイズ(40cm×60cm×40cm)
160サイズ(50cm×60cm×50cm)
※150サイズはヤマト運輸や佐川急便で「規格外サイズ」とされていて使用できません。

また、重さ30kg以下という重量制限の規定にも注意が必要です。

「小型の商品を扱っていればそこまで重くならないだろう」と高を括ってはいけません。
例えば、本類や液体系、鉄製商品などの場合、一つの商品自体が商品サイズの割にずっしりしています。
これらの商品をダンボールに詰められるだけ詰めているとあっと言う間に30kgを超えます。

別の箱を用意して軽い商品と重い商品を混ぜるなど、最初から重量を分散させるように心がけましょう。

体重計を利用すれば詰め終わったダンボールの重量を測ることができます。
まずはご自身が手ぶらで乗って体重を把握し、次にダンボールを持って乗った数値からご自身の体重を引けば、ざっくりですが何kgか分かります。

160サイズのダンボールに小型/標準商品を詰めていると早い段階でそれなりの重量に到達してしまい、余白を大量の緩衝材で埋めることになりがちです。
なので、重めの商品が多い場合は140サイズの方が要領を無駄にせずに済むのでおすすめです。

重量については、Amazonの規定だけでなく配送業者の規定も守らなければいけません。
詳しくは後述します。

大型サイズ

大型サイズでは、「寸法の合計が216cm以内」であり、「重さ40kg未満」と規定されています。
小型・標準サイズとは異なり、一辺の長さは規定されていません

サイズの大きさと自由度の高さが特徴の大型サイズですが、大きい商品は重さもそれなりにあるので重量には注意が必要です。

例えば家電製品の場合、3つで40㎏超えるというケースも珍しくありません。

そのようなケースで重量オーバーを回避するにはダンボールに分けて納品する必要がありますが、配送費用も梱包材費用も増大してしまいます。

なので私はよほどの利益が見込めない限り大型サイズには手を出しません。
仕入単価自体が高く、FBA保管料も高いというのが主な理由ですが…

それでもやりたいという方は予期せず利益減少を防ぐためにリサーチでの利益計算時点で考慮しておくようにしましょう。

重量超過と重量制限の違い

「重量超過」と「重量制限」は、言葉は似ていますが別の概念です。

重量超過

重量超過とは、FBA納品時に重さが15㎏を超える輸送箱には、天面と側面の2箇所に「重量超過」の明示が必要というAmazonが設けている規定のことです。

15kgを超える輸送箱でも配送業者には持って行ってもらえますが、この「重量超過」の明示がなかった場合、FCに受領拒否されます。

「重量超過」の明示は、ダンボールに直接記載することは認められていません。
テンプレートを印刷した紙を貼るか、市販のラベルシールを貼るようにしましょう。

テンプレ印刷はのり付けが面倒なので、個人的には市販のラベルシールが楽でおすすめです。
Amazonで購入できます。

後述する重量制限の規定値以内であれば、15kgを超えていても天面と側面に重量超過ラベルさえ貼れば問題なく納品できるので過度な心配は無用です。

30kg近いと配送業者の負荷が大きく輸送事故の危険性が上昇します。
また、出品者自身も輸送箱のちょっとした移動で腰を傷める危険性が潜んでいます。
私はウェイトトレーニングを嗜んでいましたが、15kgを超えるダンボールを持ち上げるのは正直かなり怖いです。
コストは少々上がりますが、長く続けるためにできれば1箱15kg未満に抑えて腰への負担を減らすのが個人的にはおすすめです。

重量制限

重量制限とは、「規定値を超える輸送箱は取り扱うことができない」というAmazonと配送業者が設けている規定のことです。

「小型/標準」の輸送箱は重さ30kg以下、「大型」の輸送箱は重さ40kg未満と前述しましたが、これはAmazonの重量制限です。

上記とは別に配送業者も重量制限を設けています。

配送業者重量制限備考
ヤマト運輸30kgまで160サイズは30kgまで
佐川急便30kgまで30kg超は「飛脚ラージサイズ」で発送
ゆうパック25kgまで25kg超~30kg以下は「重量ゆうパック」で発送

「小型/標準」で納品する場合、Amazonが30kgまで取り扱っていても、通常のゆうパックで発送する場合25kgまでしか受け付けられないので、結果的に25kgまでが上限ということになります。

ただし、現時点では一般的なサイズの商品のFBA納品の配送業者の選択肢として「FBAパートナーキャリア・ヤマトオプション」が最安なので、ヤマト運輸を利用するならAmazonの重量制限と同じ30kg以内を守れば問題ありません

FBA納品の禁止事項

ダンボールのサイズと重量をクリアしても、禁止事項に該当していては納品できません。

FBAでは以下のケースを禁止事項として、該当する場合は受領拒否されます。

輸送箱の禁止事項

・破損や汚れのある輸送箱
・複数まとめられている輸送箱
・強度の弱い輸送箱
・ガムテープが多重に貼られている輸送箱
・メーカーのロゴや商品名などの情報が明記されていない輸送箱
・ダンボールを切り貼りして、大きく(または小さく)加工した輸送箱
・麻袋で納品された商品

つまり、FBAで商品を送るときの箱はメーカー純正箱にするか規格のダンボールを使い、カスタマイズ等せずに送るようにしましょう。

また、輸送箱は中身の商品に対して適切なサイズを使用することと、大きすぎる場合は中身を守るために緩衝材を使用するように規定されています。

この緩衝材についても使用できるモノと使用できないモノが規定されています。

緩衝材

【使用可能】
クッション、エアキャップ、紙

【使用不可】
生物分解可能な梱包材(とうもろこしの梱包材)、クリンクル(しわ加工)ラップ、シュレッダー済みペーパー

クッションはポリエチレンやウレタンなどフワフワな素材のモノで、エアキャップはいわゆるプチプチのような中に空気が入っているモノです。
紙は新聞紙などをクシャクシャにして詰めることを指しています。

私は無地の新聞紙(印刷前の新聞紙の素材)がネットショップで簡単に入手できるので好んで使用しています。
手で破ってサイズを調整したり、商品を包んだりと自由度が高く使い勝手が良いです。
納品時に破損が発生したことは一度もありません。
しかも安価なのでケチらずふんだんに使用できます。
無地であることの理由は、印刷済みの新聞紙だとインクが商品に移る可能性があるためです。

上記禁止事項は個人に商品を送る場合は問題無いことでもFBA納品ではNGです。
問題のないダンボールや緩衝材を用意さえすれば良いので、準備段階から意識するようにしましょう。

その他のFBA納品不備

納品不備とは、納品ルール・要件を遵守せずにフルフィルメントセンター(FC)に商品を納品することです。
主に輸送箱が受領されてから個別に発見される問題ですが、不備の内容によって受領が停止したり、着払い返送されるケース、改善が見られなかったり重大な違反では納品を制限されるケースもあるので注意が必要です。

代表的な納品不備

納品不備として起こりやすい代表的な例を解説します。

代表的な納品不備

①納品設定と異なる商品(数)を納品
②カッター、ハサミ、刃物など危険物の混入
③商品ラベル、配送ラベルが読み込めない
④商品や輸送箱が正しく梱包されていない

①納品設定と異なる商品(数)を納品

出品者への影響:販売開始遅延、新規納品停止など
・納品設定の追加作業などが必要となるため、販売開始までに遅延が発生します。
・一部商品の新規納品が停止されます。

②カッター、ハサミ、刃物など危険物の混入

出品者への影響:着払い返送 & 納品制限
・混入が発見された時点で受領は停止、商品は着払い返送となり、出品者に再発防止策を提出するまで納品制限の対象となります。
かなり重大な違反です。

③商品ラベル、配送ラベルが読み込めない

出品者への影響:課金、新規納品停止、 販売開始遅延、着払い返送など
FCではあらゆる管理をバーコードで行っているため、ラベルの読み込みができない場合は作業が進みません。
商品ラベルの再貼付は課金対象となり、着払い返送となるケースもあります。
また一部商品の新規納品が停止となる場合もあります。

④商品や輸送箱が正しく梱包されていない

出品者への影響:販売不可在庫計上、着払い返送など
破損品や液漏れ商品は販売することができないため、販売不可在庫として計上されます。
販売不可在庫も在庫保管手数料の対象となりますので、返送もしくは廃棄の依頼をする必要が発生します。

出品者自身での梱包が必要な商品は、FBA納品手続き上で商品ごとに必要な梱包要件を指示されます。

↑蛍光灯にポリ袋での梱包を指示されている例

指示に従わず納品すると納品不備をAmazonからアナウンスされ、不備の認知と改善への同意を求められます。
軽微な不備ですが、不備を繰り返すとアカウント健全性に影響を及ぼす可能性があります。
個人的には最も起こりやすい不備だと思うので、梱包指示を見逃さないように気を付けましょう。

危険物ラベルの貼り忘れ

FBAでは一定の危険物に該当する商品の納品ができません。
危険物に該当するかどうかはAmazonが判定しています。

そして危険物の中にも、

①販売自体が禁止されている商品
②販売可能だがFBA納品できない(自己発送のみ)商品
③販売可能でFBA納品可能だがFBAパートナーキャリアサービス利用不可の商品

があります。

①と②はそもそもFBA納品不可です。
一方、③のケースではFBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプションは利用できませんが、通常のヤマトの配送によってFBA納品が可能です。

その際に必要になるのが輸送箱の側面へ「危険物在中」ラベルを貼付することです。

別途出力する「配送ラベル」と併せて危険物ラベルを貼りましょう。

配送ラベルも危険物ラベルもコピー用紙に印刷してのり付けすることになります。

③に該当する商品は、納品プランの作成上で一般的な納品先FCとは異なる特殊なFC(危険物の取り扱いが可能なFC)に振り分けられます。
主に引火性液体を含む商品が下記のFCに振り分けられたらそういうことだと思ってください。

引火性液体の納品先

狭山FC (HND2), 小田原FC (FSZ1), 古河FC (TPZ1), 神戸FC (TPZ2), 加須FC (TPZ3), 中台FC (TPZ4),
柏FC (TPZ5), 上尾堤崎 (TPZ6) のみ

通常商品と混合して発送するケースもありますが、一つでも危険物が混ざっている輸送箱には危険物ラベルの貼付が必要です。

貼り忘れは重大な納品不備とみなされるので、怪しいと思う商品が入っていて上記FCに発送する輸送箱には念のため危険物ラベルを貼付して納品するようにしましょう。

FBA規約違反のまま納品した場合

・規格外のダンボールを輸送箱に使用し発送した
・15kgを超える輸送箱に重量超過ラベルを貼らずに発送した
・30kgを超える輸送箱がヤマトの確認漏れで偶然FCに到着した
・FCでその他の重大な納品不備が発見された

などの場合、FCに受領拒否される可能性が非常に高いです。

受領拒否されるとほぼ確実に着払いで返送されます。
送料は出品者負担ということです。

出品者としては納品しなければ販売できないので「返送されたら終わり」とは考えないでしょう。
再納品を試みるのが心情です。

そうなると、「FCへ送った送料+返送時の送料(着払い)+再納品の送料」と、通常納品の3倍の送料が掛かることになります。

もしかすると、「少しくらい大丈夫」と違反のまま納品している方もいるかもしれません。
実際違反をしていても受領拒否されず納品される場合もあります。

しかし、ルール違反を繰り返しているといつかはバレます。
場合によっては受領拒否や着払い返送では済まされず、FBAへの納品停止といった重大なペナルティが科せられる可能性もあります。

人間なのでミスは付き物です。
なので防ぐことのできるケアレスミスだけは最悪でも避けられるように、どの違反も軽微なものと思わず、常に完璧を求める意識で臨むことが予期せずトラブルや損失を回避する唯一の方法だと思います。

ダンボールの入手方法

最後に、FBAに納品するためのダンボールはどうやって入手するのが良いのか迷っている方に向けて2通りの入手方法を解説します。

店頭でもらう

FBA納品用のダンボールを入手する方法の一つは、「ドラッグストアやスーパーマーケットから無料でもらう」ことです。

レジの近くに「ご自由にお使いください」などとダンボールが置いてあったりするので、それを使わせてもらう方法です。

無料なのでコスト削減になるのがメリットですが、使用済みのものになるので品質が良くない場合もありますし、欲しいサイズがいつでも手に入るとは限りません。

FBAで納品不備になってしまうと、返送料がかかったり在庫補充が遅れて機会損失を起こしたりしますので、リスクのある方法だと認識していただくと良いと思います。

ホームセンターやネットショップで購入する

安心・安全なのは、資材としてダンボールを購入することです。
ダンボールはホームセンターなどにも売っていますし、専門のネットショップもあります。

私のおすすめは専門のネットショップです。
ホームセンターだと「買いに行ったけど欲しいサイズがなかった…」ということもありえますが、ネットショップであればいつでも欲しいサイズを欲しい分だけ購入することができます。

ダンボールは単品では値段が高く、まとめ買いするとかさばるし重いですが、ネットショッピングなら自宅まで届けてもらえるのもメリットです。

私は楽天市場の「ダンボールのロジマート」さんを利用しています。
注文には法人名または屋号の入力が必要ですが、安価で品質も良いです。
160サイズ(600*495*495)は20枚で5,390円
140サイズ(595*395*395)は20枚で4,730円
価格と在庫は変動がありますのでご参考までに。

まとめ

輸送箱】
小型/標準:「長さ50cm×幅60cm×高さ50cm」以内、重さ30kg以下
大型:寸法の合計が216cm以内、重さ40kg未満

【重量超過】
重さ15kgを超える輸送箱には「重量超過ラベル」を天面と側面に貼付

【重量制限】
FBAパートナーキャリア・ヤマトオプションなら重量制限30kgまで

【禁止事項】
ダンボールはカスタマイズ禁止
緩衝材はクッション、エアキャップ、紙のみ使用可能

【納品不備】
納品不備が無いように細心の注意を払う
危険物の納品には「危険物在中ラベル」を貼付

【違反した場合】
受領拒否されると再納品に通常の3倍の送料が掛かる

【ダンボールの入手方法】
ネットショップで規格のものを購入するのがおすすめ

以上、FBA納品の注意点についてでした。

守るべきルールは多いですが、慣れればFBAほど優秀な販売システムは他にありません。