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店舗せどりとは【プロがせどり初心者や副業未経験者にも分かりやすく解説】

店舗せどりとは何か、どのような特徴を持ち、どのような行動をするのか、店舗せどりで年間400万円以上稼ぎ続けているプロが解説します。

おはようございます。
パグです。

この記事では、店舗せどりの基礎知識を完全解説します。

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店舗せどりとは

店舗せどりとは、仕入先として実店舗(じってんぽ:実際に店舗を構えているお店)を持つ小売店に足を運び、商品をお店で直接購入して仕入れるという形態を採ったせどり方法のことです。

実店舗に陳列された商品をリサーチし、再販売した場合に儲けが出そうな商品を見つけることがミッションです。

店舗せどりの対極に電脳せどりというネットで仕入れるせどり方法も存在します。
★それぞれメリット・デメリットがありますので、気になる方はコチラ↓↓

手間とまとまった時間を要しますが、安く売られている商品に多く出会えるのが店舗せどりの醍醐味です。
その場にいる者しか手に入れられない地理的優位性と、実際に商品を手に取って調べられる安心感もあります。

掘り出し物と呼ばれるお宝商品に巡り合える可能性も秘めているのが魅力でもあります。

店舗せどりのリサーチ方法

リサーチとは、この商品を仕入れたら利益が出せるかどうかを調べることです。

どの販売媒体(Amazonやメルカリなど)を利用するかによってリサーチ方法は異なります。
例えばメルカリの場合、アプリで現在の競合や過去の販売実績を閲覧できるので、商品名や型番などを検索して商品を特定します。
Amazonの場合、外部ツールのバーコードリーダーを利用して商品を特定するのが昨今の主流になってきています。

リサーチで調べるべき情報

利益が出せるかどうかを調べるためには、仕入値販売実績の価格を比べるだけでは情報が全く足りません。

販売手数料や配送料を含めて計算するのは当然ながら、売れ行き(月または年に何件程度売れているか)や回転率(出品から売れるまでにどれくらいの期間が掛かりそうか)
まで予測しておかなければ、仕入代だけ財布から出て行っていつ回収できるか分からない…なんてことになりかねません。

また、ブランドや医療機器として出品制限が掛かっていたり、危険物として輸送に支障が無いかまで調べておかなければ、予期せぬ損失やトラブルが発生してしまうので
価格差だけで仕入を決行しないように注意しましょう。

リサーチ商品の選定

店舗せどりでは、目の前に陳列されている商品全てがリサーチの対象です。

非常に多くの商品をリサーチできる点がメリットである一方、未経験者にとってはどの商品を手に取ってリサーチすべきかの選別が難しいところではあります。

選定方法は多岐に渡ります。
例えば、割引ポップが付いている商品やセール品のみを狙う方法や、特定のジャンルに絞ってリサーチする方法、狙っている特定の商品自体を探しに行く方法など。

全頭(ぜんとう)リサーチといって全ての商品を片っ端からリサーチする方法もありますが、とても時間効率が良いとは言えないので、選定方法をある程度絞ることがおすすめです。

色々試して最も効率的なやり方を採用するのも手ですが、選択肢が多すぎて正解に辿り着くまでに莫大な仕入コストが掛かるので、未経験者は上級者のやり方をマネするのが近道だと思います。

★具体的なリサーチ方法についてはコチラ↓↓

店舗せどりの仕入先

店舗せどりの仕入先は小売店だと前述しましたが、新品(※)を取り扱うか、中古品を取り扱うかによって選ぶべき小売店の種類が分かれます。

※厳密には小売店や個人から仕入れた商品は新品に当たりません。
新品とはメーカーや卸業者、代理店から仕入れた商品のみを指しますが、ここでは単に未開封かつ未使用の商品を取り扱う意味で新品と呼びます。

例:新品の仕入先

家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ他)
ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギドラッグ他)
ディスカウントストア(ドン・キホーテ、ロヂャース他)
など

例:中古品の仕入先

リサイクルショップ(セカンドストリート、ハードオフ、トレジャーファクトリー、ブックオフ他)

新品の場合、小売店に並んでいる時点でメーカーや卸業者、また小売店自体の利益が乗せられた価格で値付けされているので、再販売して儲けを出すには相当な割引がされている必要があります。
大型店舗だけでなく小規模店舗など多種多様な仕入先の選択肢を用意しておくことが重要です。

一方中古品の場合、リサイクルショップのみと選択肢が限られています。
新品ではありえないほどの格安で仕入れられる反面、商品によって状態(コンディション)が異なるので、汚損や不具合の有無のチェックと状態に合わせた出品価格の調整が必要です。
有利な条件で多くの利益商品を見つけるためには現物の目利きとリサーチでの情報収集力が重要です。

★私が利用している仕入先はコチラ↓↓

新品と中古品どちらが良いか、正解はありません。
当人の経済状況など個々人の環境や条件によって適性(向き不向き)が異なるからです。

※新品は手間が掛からない反面、利益率が低いので豊富な資金がある人向きです。
中古品はその逆です。

では新品も中古品も同時並行でやるというハイブリットはどうか!と一時期試してみました。
仕入先が異なると言っても結局何軒も回るのであれば「混ぜても一緒でしょ!」と浅はかに考えていましたが、実はこれ結構難しかったです。

理由としては、新品には新品の目線(リサーチ商品の選定方法や利益計算の基準、商品の見方)、中古品には中古品の目線があり、思考が混乱するからです。

次の店舗は新品、次の店舗は中古と頭の切り替えがスムーズにいきませんでした。
出来る人はいると思いますが。

日を分ければ問題無いと思いますが、私はそうまでして達成したいほどハイブリットに思い入れが無かったので、素直に利益が出ている中古品専門に戻りました。笑

エリア的に店舗数が極端に少なく、ハイブリットでないと絶対数が足りないというのであれば検討の余地はあるかもしれませんが、それ以外では新品か中古品どちらで臨むかを決めて集中的に取り組むのがセオリーだと思います。

まずは試しにお店を散策してみてください。
普段利用しているお店も、日常の買い物ではなく「仕入だ!」と思って訪れると違った見方をすると思います。

店舗せどりの一連の流れ

店舗せどりは簡単に言うと実店舗に足を運んでリサーチして商品を購入するということになりますが、もっと具体的に一連の流れを説明します。

①スケジューリング:訪問予定の店舗を事前にリストアップ

②移動:車で店舗へ向かう

③リサーチ:リサーチを繰り返し利益商品を購入

④移動:車へ積んで次の店舗へ

予定時間もしくは仕入目標額到達まで②~④を繰り返す

⑤移動:商品を運び入れ仕入終了

⑥値札はがし:シールはがしを使い綺麗に値札を剥がす

⑦検品・クリーニング:外箱を拭いたり、中古品は中身も最終確認する

⑧出品:販売媒体へ商品登録する

⑨自己発送or委託発送:自己は売れた都度発送、委託はまとめて委託先へ納品

⑩売上・在庫管理:成果をチェック、値下げや廃棄を検討

順番に解説していきます。

①スケジューリング
いかに多くの商品をリサーチできるかが仕入の肝なので、行き当たりばったりでは時間効率が悪いです。
不発の店舗があることも想定して、時間内に回り切れる範囲の仕入先候補をGoogleマップなど地図アプリで把握しておきます。
訪問した店舗にはメモ機能を利用して仕入の成果や印象などを記録しておきます。
せっかく時間を割いて出かけるのですから、最大限の成果を上げるためにしっかり計画を立てましょう。
私は泊まりで仕入に行ったりするのでホテルの予約もしておきます。

②、④、⑤移動
稼ぎたい額や取り扱う商品の傾向にもよりますが、一般的に店舗せどりでは何店舗もはしごして多くの商品を買って帰るので、徒歩や電車移動では厳しいです。
地方では当然ですが都市部でも郊外に有力な店舗が多いので、車を所有していない方はカーシェアなどを活用しましょう。
私はやりませんが、大型家電など片手では抱えられないサイズの商品を対象とするならハイエースなどのバンタイプでなければ充分な量を積めないので注意です。

③リサーチ
商品とスマホとのにらめっこを繰り返し、利益商品の取りこぼしが無いように隅々までチェックします。
中古品の場合、店員さんに言えば開封して中身を確認させてくれるので遠慮なく申し出ましょう。
カゴが重くなってくるのでカートがある店舗では最初からカートを使うのがおすすめです。

⑥値札はがし
小売店で入手した商品には99%値札が貼られています。
再販売した購入者に元の値段を知られる(せどりと知られる)のは良くないので、確実に綺麗に値札を剥がす必要があります。
シールはがしという値札の粘着力を弱めて剥がしやすくするための商品があるので準備しておきましょう。

⑦検品・クリーニング
新品でも棚に陳列されていると外箱にうっすらホコリをかぶっていたりするのでウェットティッシュなどで綺麗に拭き取ります。
中古品の場合は基本的にリサーチ時に中身の確認をしますが、私の場合は仕入時間を減らさないために簡易的なチェックしかしないのでこの段階で入念に確認します。
動作確認や汚損(汚れや破損)があれば売り物として可能な限り良好な状態に高めた後に梱包し直します。

⑧出品
販売媒体によって商品登録方法は異なりますが、最終的な販売価格はこの段階で決定します。
リサーチ時に販売予定額を割り出していますが、その時の状況(競合など)から変化が無いか確認しておくのがおすすめです。
出品の仕方によって売れやすさと返品・クレームの発生率が左右するので、必要に応じて商品説明やコンディション説明を充実させます。
写真が必要な場合は撮影ボックスなどを使って素人感を出さないようにすると売れやすいです。

⑨自己発送or委託発送
自己発送は購入者とのやり取りや梱包、発送を自分で行う形態です。
委託発送は販売代行業者やAmazonのFBA(Amazon本体による販売代行)に作業を委託する形態です。


前者は手間が掛かる点、後者は手数料が掛かる点がデメリットです。
どちらが向いているかは個人差がありますが、私は商品一つずつ対応するのが面倒なので、まとめて納品して作業終了の後者(FBA)を選んでいます。
代行業者はアタリハズレが激しいので注意が必要です。

⑩売上・在庫管理
売上管理(※)は売上高を把握するだけでなく、利益率販売件数単価返品数経費の総額など、せどりの成果を正しく知るために様々な要素をしっかりチェックします。

※リサーチ時に個々の商品で仕入判断の為に算出する「利益計算」とは異なります。

在庫管理では売れずに残っている商品をどうするか考えます。
(値下げすれば売れそうなら段階的に価格改定、格安で出品している競合も売れてなさそうなら廃棄か仕入のついでにリサイクルショップに持ち込んで買取など)
在庫件数や在庫金額を把握しておくことで今後必要な仕入件数や目標達成までの進捗率を測ることもできます。
日々はどんな商品が売れたかチェックするくらいで、管理は月ごとに実施すれば良いでしょう。

寝かせ(プレミア化を狙って価値が上がるのを年単位で待つせどり法)商品でもない限り、塩漬け(損失が確定するのが嫌だから何も対応せずに長期保管している状態)は、自己発送では保管スペースの圧迫、委託発送では保管料の増加などジワジワと状況の悪化が進むので、不良在庫化する前に何らかの対応をするのが得策です。

まとめ

・店舗せどりは直接店舗へ足を運ぶことで安い商品を多く入手することを目的としたせどり法!
・全ての商品をリサーチしていると時間がいくらあっても足りないので、リサーチ商品の効率的な選定方法が重要!
・新品と中古品でリサーチの思考回路が異なるので、どちらかに集中するのがセオリー!
・車移動が基本なので持っていない人はカーシェアを活用しよう!

以上、店舗せどりについてでした。

数ある副業の中でも稼げる確実性で言えばトップクラスに位置するせどりだと思います。

難易度的にも、車が運転できて長時間の買い物ができる人であれば老若男女だれでも取り組めるほどハードルが低いです。

PCやスマホ一つで完結する商売では無いですが、動いた分だけ成果が返ってくるので副業初心者にも分かりやすく人気なのだと思います。

ただし、あてもなく店舗をさまよっていれば稼げるなんてことは無いので、しっかりノウハウを学び準備を怠らないことが大切です。

夢や目標に向かって一緒に勉強していきましょう。
応援しています。