ノウハウ

店舗せどりの仕入に行く前の準備【周到な備えが目標達成への近道】

おはようございます。
パグです。

この記事では、店舗せどりの仕入れに旅立つ前の下準備についてお伝えします。

人それぞれ一回の仕入れに対して、目標の仕入額や利益額をお持ちだと思います。
(まだ目標を定めていない方は出来るだけ早めに必ず定めるようにしましょう。)

毎回目標を達成できているのであれば、この記事を読む必要はありません。

思うように仕入れができていない方のための記事になります。

商品リサーチのノウハウはあるがこれまで一度も仕入に行ったことのない方で、「仕入なんて行けば何とかなる!」精神の持ち主は、試しに何の準備もせずに飛び出して行ってみてください。

おそらく帰り道の表情は暗いと思います。

せどりにおいて仕入は最も大切な工程であり、最も大変な工程です。

「仕入れの成果がせどりの成否を左右する」と言っても過言ではありません。

私は仕入の成果を最大化するために、可能な限り効率的な動きを実践することが目標達成に繋がると考えています。

せどりを副業とする方も、本業とする方も、仕入れに行ける日程や日数には限りがあります。

また仕入れ当日の実働時間にも限りがあります。

限られた時間的資源を有効活用できるように準備しておこう!というのがこの記事の目的です。

目標を達成できない原因

まず始めに、目標未達の状況がこの記事で解決できる問題かどうかを判定してください。笑

時間の無駄になってしまっては心苦しいので。

目標を達成できない方は、原因として以下が考えられます。

①根本的にせどり(仕入れ)のやり方を知らない
②せどりスタイルが定まっていない(目的や手段が中途半端)
③せどりスタイルに対して自身の条件や環境が適していない
④仕入れのやり方が間違っている
⑤ただの準備不足

上から順に重症度が高いです。

①根本的にせどり(仕入)のやり方を知らない

どんな商品ジャンルを仕入れるか、どこのショップに行けばそのジャンルを取り扱っているか、利益商品の探し方は分かっているか、このへんの基礎知識が無い方は残念ながらここに該当します。

見切り発車なので、もっとせどりについて勉強する必要があります。

せどりに関する色々な情報を探ってみてください。

そもそもせどりを本業や副業にすることがご自身にとって適していない可能性もあります。

もし中古せどりや店舗せどり、Amazonせどりが良さそうだ!と感じたなら、このブログの記事を読み漁ってもらえたら嬉しいです。

②せどりスタイルが定まっていない(目的や手段が中途半端)

せどりスタイルとは、自身が取り組むせどりはどんな商品を対象として(新品or中古、家電専門など)、どんな方法で仕入れるか(店舗or電脳など)を決めた形態のことです。

※私がおすすめするせどりスキームは、せどりスタイル+販売形態まで想定した一連の流れと定義しています。
【高利益率と安全性を両立】おすすめのせどりスキーム【ストレスなく稼ぎ続ける】

せどりには様々な方法がありますが、あれもこれもやりたいと欲張っているとどれも身にならず結果的にやめてしまうケースが往々にしてあります。

各スタイルそれぞれに魅力的な良い面がありますが、全ての良い面を享受できるほどの作業を一人でこなせるほどせどりは甘くありません。

そもそも各スタイルごとに適した仕入先があり、時間的にも現実的ではありません。

自身が何をやるべきかを明確に出来ていない時点で、ここに該当する方もまだ勉強不足と言えます。

初心者が手を広げるのはリスクが高いです。

色々興味があるならまずは一つのスタイルを確立したうえで外注やスタッフを雇うなどして、自身が動けるだけの収入と時間を確保してください。

そのうえで新たなせどりスタイルにトライするという順番の方がまだ成功率は高いと思います。

③せどりスタイルに対して自身の条件や環境が適していない

基礎知識は理解していて、リサーチなどの技術も身に付けているが目標を達成できていない場合、実践しているせどりスタイルが自身に適していない可能性があります。

条件は資金的条件身体的条件のことです。
環境は地理的環境時間的環境のことです。

例を挙げます。

・月利30万円を目標にしているが、資金100万円未満で利益率10%程度の新品せどりをしている。
→100万円フル投下で回転率100%というあり得ない爆売れが続いても月粗利10万円が限界。

・長時間に渡って体を動かすことが難しい。
→店舗せどりは重労働ではないが、商品を運ぶ肉体労働の一面もある。

・地方在住で足を運べる店舗数が極端に少ない。
→仕入れ周期的に目標に到達できるほど在庫数が回復しない可能性がある。

・本業との兼ね合いや家庭の事情で外出に充てられる時間が極端に少ない。
→ある程度まとまった時間を確保できなければ店舗せどりは成果が出づらい。

ここに該当していれば、せどりスタイルを見直すか、自身の条件や環境を変えるか、どちらかを譲歩するしか解決策はありません。

住環境や本業など変え様が無い場合では②より重症度が高いかもしれません。

せどりスタイルを変えるのが一番手っ取り早いですが、どうしてもどちらも変えたくないのであれば、そのせどりスタイルでの目標額を落とし、別の何かで補填するという方法が現実的だと思います。

④仕入れのやり方が間違っている

せどりの基礎知識や、実践している方法、自身の条件や環境が問題無いのに目標を達成できていないのであれば、仕入れ工程の全部または一部のやり方が間違っている可能性があります。

それが利益商品の探し方なのか、商品リサーチの方法なのか、原因は検証してみる必要はありますが、ここに該当するのであれば比較的軽症なのですぐに直せます。

⑤ただの準備不足

基礎知識、せどりスタイル、自身の条件や環境に問題が無く、仕入れのスキルもあって、目標を達成できていないのであれば、それはただの準備不足です。

ここに該当する方なら、この記事に書かれていることを実践すれば目に見えて成果が上がると思います。

何も難しいことはありません。

長くなってしまいました。
次章から本編です。

準備すべきこと

①仕入れ日の決定
②一カ月先までの仕入れ日の仮決定
③車両の確保(車を持ってない人)
④地図アプリでショップをマーキング
⑤仕入れエリアの選定
⑥ホテル予約(泊まりで行く人)
⑦店舗&ルートの決定
⑧行動スケジュール

一覧を見て、どうでしょう。

当たり前というか、「そりゃするだろ。」「しなきゃ始まんねー!」と思うことがほとんどだと思います。

ただし、なぜこの準備が必要かという前提となる考え方を理解していないと完全な準備が出来ているとは言えません。

自分はできていると自信がある方も一度確認してみてください。

では中身を見ていきましょう。

①仕入れ日の決定

時間的に余裕のある人は、仕入れはまとまった時間で一気に済ませることをおすすめします。

その理由は経費時間の圧縮です。

店舗せどりでガッツリ稼ぐなら車は必須です。

仕入れに行くにも、車を持っている方はガソリン代、カーシェアやレンタカーの方は利用料金が掛かります。

仕入れ先が自宅からすぐの距離に複数点在しているのであれば無理にまとめる必要はありませんが、おそらく大半の方は仕入れ先が点在しているエリアまである程度の距離があると思います。

私はタイムズカーシェアを利用しているのですが、数時間ずつ小分けにして借りるよりも36時間などパック料金で借りた方が圧倒的に安いです。

昨今ガソリン代が高騰していますが、タイムズのカーシェアはガソリン代が掛からないので、レンタカーよりおすすめです。

時間にしても、仕入れ先エリアに何度も足を運ぶより、一回の仕入れで回りきる方が効率が良いです。

「仕入れはどの曜日が良い?」とか議論があったりしますが、私は曜日による仕入れへの影響は特に気にしていません。

ただし、お住まいの地域によって道路の混み具合は多少影響します。

こればっかりは実際に確認するしかないので、各曜日ごとに実験してみても良いかもしれません。

そんなことを考慮しながら、しっかり仕入れに時間を割ける日を選びましょう。

私は1泊2日がデフォルトです。

②一カ月先までの仕入れ日の仮決定

前述を念頭に、仕入れ日はあらかじめ一カ月先の予定まで仮で良いので決めておきましょう。

理由としては以下です。

①目標を達成できる無理のない日程の逆算
②車両確保
③宿泊先確保および宿泊費の低減

②、③については後述します。

月当たりの目標利益額を達成するために何回仕入に行く必要があるかは逆算できます。

例えば、月粗利40万円を目指していて、仕入れ一回あたり目標利益10万円なら月に最低4回は仕入れに行く必要があります。

そして実際仕入れに行ってみて、1回目の仕入れが目標より少なければ、今後の予定を修正する必要が出て来ます。

計画に対して進捗を測らなければ、安定して目標を達成することは難しいです。

“なるようになる”精神では状況は一向に好転しません。

先の予定なので当然仕入れにいけないこともあると思いますが、そうなった場合でも目標を見据えてリスケ(スケジュールの見直し)して帳尻を合わせましょう。

これだけ計画を立てて実行していれば、目標を達成できないわけがありません。

③車両の確保(車を持ってない人)

仕入れ日が決まったら、車を持っていない方はカーシェアやレンタカーを予約しましょう。

家族や友人に借りられるならそれに越したことないです。

初心者のうちは普通車でも事足りますが、ある程度慣れてくると1泊2日だと乗り切らないほど仕入れられます。

ワンボックスほど大きくなくても良いですが、ミニバンサイズくらいあると安心です。

地域や曜日によって予約が取りづらいことが結構あります。

タイムズのカーシェアなら直前までキャンセル無料なので、なるべく先の予定まで確保しておくのがおすすめです。

タイムズの1泊2日での利用例を挙げておきます。

【36時間パックで走行距離100kmの場合】
パック料金8,800円(税込)+距離料金1,680円(税込)=10,480円

タイムズは利用状況によりステージが設定され、ステージが上がると様々な恩恵を受けられます。

最高ステージでは6時間を超える利用で1,000円割引+毎月60分チケット(880円分)をもらえるので、とてもお得です。

【タイムズカー公式】
https://share.timescar.jp/

いよいよタイムズの回し者感が出て来ましたね。笑

純粋に利用価値が高いのでぜひ使ってみてください。

④地図アプリでショップをマーキング

現実的に移動可能な範囲のショップを地図アプリにマークを付けていきましょう。

私は自宅から片道2時間圏内が行動範囲です。

地図アプリなら何でも良いのですが、グーグルマップが非常に便利なのでおすすめです。

保存したショップは営業時間を確認できますし、メモ機能に仕入れの成果やどんなジャンルがアツいかなど記録できます。

マーキングのやり方は、グーグルマップでショップ名を検索してもいいのですが、私はロケスマという店舗検索アプリでざっくり当たりを付けてからグーグルマップで保存しています。

ロケスマが便利なところは、各ショップの店舗HPにリンクしているので、取扱ジャンルを確認しやすい点です。

私のせどりスキームでは、アパレルは扱わないので、アパレルのみ取り扱いのショップは除外しています。

無駄足にならないように、取扱ジャンルはしっかり調べておきましょう。

マーキングが進むと、ある程度ショップのまとまりのある地域で括ることができると思います。

一回の仕入れで回り切ることができる店舗数でまとめた括りを仕入れエリアと呼びます。

ショップのマーキングが完全網羅できた地図アプリはせどりの資産となります。

メモ機能を活用して更に詳しい情報を入れるなどして、大切に育てていきましょう。

⑤仕入れエリアの選定

地図アプリにショップをマーキングできたら、次はどの仕入れエリアに行くかを決めましょう。

例えば、関東圏の場合なら「今回は千葉の幕張・千葉市エリアを攻める!」とか「埼玉の東武東上ラインを攻める!」など。

回り切れる店舗数かどうか、店舗間の距離や移動時間も確認しておいた方が確実です。

時間さえあれば利益が取れるレベルまで達してないうちは、高速代など必須ではない経費は抑えた方が経営面では安全です。

ただし、高速を使わないと行けないとか、30分以上遅くなるようなら高速代を掛けてでも使った方が良いです。

数百円程度30分あれば仕入れで取り返してなお利益が出ます。

1件目のショップまでどのくらい時間が掛かるかで、出発の時間が変わります。

なぜなら営業開始と同時に仕入れも開始すべきだからです。

おそらく10時開始のショップが最も早いので、10時までに到着できるように出発しましょう。

限られた時間を無駄にしてはいけません。

⑥ホテル予約(泊まりで行く人)

本業や家庭の事情で泊まりで行ける人は限られているかもしれませんが、可能であれば仕入れは泊まりで行くのがおすすめです。

その理由は、仕入れエリアまで自宅から距離がある場合、前述した車両のレンタル料金やガソリン代が抑えられる点と、仕入れの開始から終了時間をフル活用できる点、移動の労力を削減できる点です。

やってみると分かるのですが、日帰りで高頻度に仕入れを繰り返し続けるのは想像以上に疲れます。

疲弊してやめてしまっては元も子もありません。

目標を達成することも大事ですが、継続することは同じかそれ以上に大事です。

せどりは経験を積めば積むほど成果が出やすいので、泊まりが無理な人は初期段階では目標を下げてでも継続できるペースを守りましょう。

話を戻してホテル予約についてです。

私は基本的にGoogleマップでホテルを探します。

ホテルによっては公式サイトからの予約が最安値になるケースもあります。

駐車場の調べ方

公式HPもしくは楽天トラベルにホテルの駐車場情報が載っているので、まずは候補のホテルを確認。
PPPark!という駐車場検索アプリで周辺の駐車場を調べる。
③念のため情報が正しいかグーグルマップのストリートビューで看板を確認。
※「24時まで○○円」と「24時間以内○○円」を混同している場合があるので。

泊まりでの仕入れは安からぬ経費を掛けていくことになるので、ケツに火を付けられた気持ちになります。

結果、時間もお金も無駄にしないように自然と効率的な動きができるようになります。

そして何より強制的に帰れない状況になる点が良いです。笑

初心者ほど経費はなるべく抑えた方が良いですが、宿泊代に関しては成長への起爆剤だと思って惜しまず使いましょう。

とはいえ高いホテルに泊まるのは本末転倒ですよ。

⑦店舗&ルートの決定

帰宅時間がある方やホテルが決まった方は、次は訪問予定の各店舗の位置関係と、どう回るかルートを想定しておきましょう。

行ったことのない地域で距離感が無い場合はグーグルマップで実測するのがおすすめです。

行き当たりばったりに非効率な道順で回ると時間を浪費してしまいます。

1件でも多く店舗を回り、1件でも多くの商品をリサーチすることが仕入れの成果に繋がります。

想定より仕入れられず早く切り上げたり、想定より調子が良く時間が掛かったり、予定通りに行かないことは当然あります。

ただし、計画しているのといないのでは天と地ほどの差が付きます。

予定のズレをどう調整すれば最善か、事前の計画が現場での判断を助けます。

前回きたエリアに再訪する場合、前述したグーグルマップのメモが役立ちます。

仕入れの成果を参考にすることで、その店舗での滞在時間や目標額に至るための店舗数の増減などを考慮できます。

例えば、結果が悪かった店舗がエリアにある場合、また悪かったケースを想定して候補の店舗を増やしたり、結果の良かった店舗の滞在時間を長めに想定したり、何回行ってもダメなら省いたり、様々な手が打てます。

本業などが忙しく時間の無い方は、最低でもどの店舗からスタートするかは決めておきましょう。

前述した通り、営業開始時間が10時の店舗が1件目に適しています。

限られた時間を有効活用しようという意識が大切です。

行動のスケジューリング

店舗とルートまで決まったら最後は全行程のスケジュールを立てましょう。

完璧に守る必要は無いです。
というかスケジュール通りに進む方が珍しいです。笑

ではなぜ行動スケジュールが必要か、その理由は以下になります。

・選定した店舗&ルートが現実的か確認。
・全体像が頭に入っているだけでスムーズに動ける。
・仕入れがどんな結果になるか分からないという漠然とした不安感が多少和らぐ。
・時間的目安を作ることで成果が芳しくない場合リカバリーしやすい。

どんな仕事でも1日が始まる前に当日のスケジュールはある程度頭に描いていると思います。

慣れてくればわざわざ「スケジュールを立てるぞ!」と奮起しなくても自然と意識できてきますが、慣れないうちは一つの必要な作業だと思って、誰が見ても分かる形でしっかりとスケジュールを立てるのがおすすめです。

私が成果を上げ出した頃の一例を挙げます。

1日目

08:00 自宅発
↓移動
09:50 1件目到着
↓休憩
10:00 1件目開始
12:00 1件目終了
↓移動&休憩
12:30 2件目開始
14:00 2件目終了
↓移動&昼食
14:45 3件目開始
16:15 3件目終了
↓移動
16:00 4件目開始
17:30 4件目終了
↓移動&休憩
18:00 5件目開始
19:30 5件目終了
目標への進捗次第で6件目
20:00~21:00 ホテル到着

2日目

09:30 ホテル発
↓移動
10:00 1件目開始
11:30 1件目終了
↓移動&休憩
12:00 2件目開始
13:30 2件目終了
↓移動&昼食
14:00 3件目開始
15:30 3件目終了
↓移動
15:45 4件目開始
17:00 4件目終了
↓移動
19:30 帰宅

私の場合、事務所に仕入れた商品を置きに行くので、行きに比べて帰りの移動時間を多く見積もっています。

また、2日目は家でゆっくり夕飯を食べたいので早めに切り上げて帰っています。

スケジュールは人それぞれ違って良いです。

休憩をもっと取って、22時まで営業している店舗でフル稼働するのもアリです。

行動のスケジューリングは端的に言えば「目標達成のためにどう動く必要があるかの確認作業」です。

足りなければ修正、順調なら予定通り、想定以上の成果なら切り上げても良いんです。

仕入が熟練していくほどスケジュールからのズレが軽微になっていくことを実感すると思います。

そうなる頃には目標達成の成功率は高い水準を保てているはずです。

まとめ

①仕入れ日の決定
→経費と時間を圧縮するために仕入れはまとめて行くのが最善。

②一カ月先までの仕入れ日の仮決定
→目標達成可能な日程を逆算し、車両や宿泊先を押さえる。

③車両の確保(車を持ってない人)
→車両のサイズは大き目が良い。先の予定まで押さえる。

④地図アプリでショップをマーキング
→圏内のショップを網羅し、全体図を把握。仕入れの成果は記録していく。

⑤仕入れエリアの選定
→営業開始に間に合うように。店舗間の距離や時間も確認。

⑥ホテル予約(泊まりで行く人)
→仕入れは泊まりがおすすめだが、宿泊費は抑えて。駐車場も考慮。

⑦店舗&ルートの決定
→1件でも多く店舗を回るために効率的な道順を。保険となる店舗も用意。

⑧行動スケジュール
→目標達成への動き方を確認。ズレても良いので全体像を作る。

以上、店舗せどりの仕入れに行く前の準備でした。

この記事でお伝えしたかったのは、事前に計画を立てることは、

・時間の有効活用
・経費の削減
・心理的ストレスの緩和

に繋がり、せどりの成功率を上げるということです。

準備不足のために仕入れの成果が出なかったり、仕入れに時間が掛かってしまうくらいなら、少しの準備時間を掛けることで効率的に動けた方が時間的にも、経済的にも、精神的にも良いです。

慣れないうちは多少時間の掛かる面倒な作業ですが、回を重ねるたびに作業は次第にスピード化スリム化を遂げていきます。

そして同時に、計画の精度や目標達成率も向上していきます。

せどりに限らず、新しい仕事は慣れるまでが大変です。

物事を覚えながらも動かなければいけない、ビギナーの時期は頭いっぱい手いっぱいです。

しかしその苦しい時期を乗り越えられたら、もう一人前です。

苦しい時期を乗り越えられるかどうかは、自分のやっていることは間違っていないと信じる力に懸かっていると思います。

一方で、間違った方向に進まないために疑う力も必要だと考えます。

信じる力と疑う力は相反するものです。

信じる力は続ける力になってくれますが、悪い方向でも突き進んでしまう恐れもあります。

疑う力は悪い方向へ向かうことを止める力になってくれますが、過ぎれば良いものも早合点で止めてしまう害ともなり得ます。

何かで成功を収めるにはそのバランスが大切なのかなと、日ごろ私は考えます。

せどりの脱落者を数多く見て来ました。

脱落者とは結果を出せずやめていった人のことです。

やり方を間違えて結果が出なかった人は、信じる力はあるのに、疑う力が足りなかったのだと思います。

やり方が間違っていないのに結果が出なかった人は、疑う力はあっても、信じる力が足りなかったのだと思います。

2つの力がどうすればバランス良く育つのか明確な答えがあるわけではありません。

ただし、物事の本質を掴めるまでまずは続けることが必要ということは、一つの解であると思います。

その中で過程や結果を振り返り、幾度も考えを巡らせることで方向修正が可能になります。

技術指南のブログを書いておいてなんですが、誰かの正解が自分にとって正解とは限らないのが世の常です。

ご自身で考えた行動や新しく得た情報が本当に正しいのか疑いつつも、本質を掴めるまでは試しに続けてみてください。

あとがきも長くなってしまいました…すみません。

これからせどりを始めようとしている方や、既にせどりに取り組んでいて改善していきたい方の参考になれば幸いです。

それではまた、別の記事で。

ご覧いただきありがとうございました。