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【心掛けが利益や損失に繋がる】せどりにおける自信と謙虚

おはようございます。
パグです。

この記事では、せどりにおいて心掛けるべき自信の持ち方と謙虚さについてお伝えします。

自信というのはポジティブな心の動きです。
謙虚というのはネガティブな心の動きです。

自信と謙虚の使いどころを間違えるとせどりで満足な成果を出すのは至難の業です。
正しい心掛けを身に付けて、せどりを成功に導いてください。

それでは早速いきましょう↓↓

仕入は謙虚に、値付けは自信を持って

結論からお伝えします。

「仕入は謙虚に、値付けは自信を持って」

この一言に尽きます。
具体的に言うと、仕入時の商品リサーチでは本当に売れるのかを疑い深く調べ出品時の販売価格の値付けでは売り出しは高値で臨むということです。

ただし、過度に心配して仕入が出来なくなると良くないですし、高値を期待し過ぎても売れなくなります。
このバランス感覚をいかに早く持てるかがせどりの成功スピードに繋がります。

利益を出せていない人の特徴

利益を出せていない人は以下に該当するケースがよく見受けられます。

①仕入がポジティブ
⇒仕入に根拠のない自信を持っていて、回転の悪い商品を仕入れてしまう
②値付けがネガティブ
⇒値付けが悲観的過ぎて、適正な価格を付けていればもっと高く売れていた

前述の心掛けとは真逆ですね。
「そんなやつおれへんやろ~」
と思われるかもしれませんが、実はせどりでは陥りがちな心理的トラップです。

順番に見ていきましょう。

失敗例:仕入がポジティブ

仕入に自信を持って良いのは上級者と呼べるレベルの実績を出してきた人だけです。

上級者は経験に裏打ちされた確かな目利きが出来ます。
各ジャンルにおける売れ筋や、コンディションが売れ行きにどう影響するかなど、瞬時に多角的な判断をしています。
そこには知識や一種の審美眼のようなものを持っていることが前提です。

未経験者がせどりを始めて陥りがちなのが、「自分が仕入れた物は売れるだろう」という何の根拠もない謎の自信から来る無謀な仕入です。
これは勉強や仕事で褒められるような成果を出してきた人にありがちな傾向です。

私自身、過去に上手くいっていた経験から何をやってもある程度は成功するだろうと過信がありました。
そんな過信はすぐに崩れ去ります。
勘を頼りに仕入れた商品はものの見事に売れ残りました。

未経験で始めることは謙虚でなければならないと痛感させられる良い経験になりました。
かなりの痛みが伴いましたが。笑
副業は立派な事業です。
感性だけで事業が上手くいくわけありません。

せどりにおいて仕入は利益や損失を左右する最大の要素です。
仕入時の心掛けを誤ると利益が減るどころか損失に繋がり、せっかく始めたせどりから不本意な撤退を迫られる危険性が増します。
安全性を意識しながらコツコツ利益商品を探していくという謙虚さが仕入には必要です。

ではどうすれば謙虚な仕入が出来るのかというと、2つの施策があります。

1.初心者は仕入をデータのみを判断材料にする

上級者の感性は常に情報にアンテナを伸ばしていたり、成功と失敗を繰り返しながら鍛えられる、「努力の賜物」です。
一朝一夕で身につくものではありません。

未経験者が最短最速で利益を出したいのであれば、データを根拠として「負けない仕入」をすることが必要です。
それを続けていくことで経験値も積み上がってきます。
経験に裏付けされた直感が身に付くまでは、データによる仕入れを徹底しましょう。

2.仕入時の販売想定価格は悲観的な値付けにする

仕入時の商品リサーチでは、この商品を仕入れた場合この値段で出品すれば売れるだろうという予測の下、仕入判断をします。
その仮の値付けが販売想定価格です。

ポジティブに高値で売れることを期待していると、期待した価格では売れなかった場合、見込み利益が目減りします。
想定していた利益を割り込んでしまうと目標利益額未達の可能性が増加し、せどりを継続するモチベーションも減退してしまいます。

小さな目標でも着実にクリアしていくことが大切です。
また、悲観的な値付けをすることで、「もっと件数を仕入れなければ目標に到達しない!」と自分に発破を掛けられます。

自分に都合の良い想像は排除し、謙虚に堅実に仕入をこなしていくことが結果として利益を守り、損失発生の防止に繋がります。

失敗例:値付けがネガティブ

ここでいう値付けは、上述の仮の値付けのことではなく、「実際に仕入れた商品を出品する時の値付け」のことです。

たしかに悲観的な値付けをすれば回転率は上がります。
回転率が上がれば資金回収の速度が上がるので、その点はメリットです。
仕入に不慣れなうちは値下げしてキャッシュフローの悪化を防ぐのが大切です。
しかし、せっかく時間と労力を掛けて仕入した商品なので、その商品のポテンシャルは最大まで活かさなければ労働効率が悪いです。

なので順調に売れ出してきた頃からは、まずは強気な価格で売り出すことがおすすめです。
本来ならもっと高値で売れていたかもしれないという「機会損失を防ぐ」効果があります。

意外と値付けを高くしても順調に売れる商品は少なくありません。
さしたる影響が無く高値で売れるなら高値を付けない理由はありません。

ただし、回転が悪くなる商品がそれなりに増えるのも事実です。
恐怖心が湧くのは仕方ありません。
下記に恐怖心を少しでも取り払ってもらうための対策をお伝えします。

回転率悪化への対策

回転が悪化しても安定して売上を確保する方法があります。
それは豊富な在庫を作ることです。
全体の回転が遅くなっても在庫総数によって必要な販売絶対数をカバー出来ます。

商品が問題なく売れているなら、商品リサーチの方法は間違っていません。
後は量を仕入れられるかどうかです。
仕入は体を動かすので続けるのは大変なことですが、安定した売上を確保できるまでは仕入回数を落とさないことが大切です。

至ってシンプルですが、「仕入をサボらない」、これが答えです。
物事はシンプルなほど効果が高く、信頼度も高いことが多いです。
地道に在庫を積み上げる努力ができるかがせどりの成否を左右します。
目標の在庫が確保できたら楽になるので、何とか頑張って欲しいです。

値付けに自信が無いと結果的に損してしまうという説明でした。

謙虚さを持って厳選して仕入れた商品は自分の子どものようなものです。
いざ出品となったら手塩にかけた我が子を自信を持って世に送り出しましょう。

当然、高値といっても相場を大きく外していると一向に売れません。
過剰な愛もご法度です。笑

利益が上がらない人の特徴を知ることで反面教師にしてもらえたらと思い、この記事を書きました。
序盤にも書きましたが、仕入がポジティブ・値付けがネガティブは非常に陥りやすい感覚です。
「自分はそうはならないぞ!」と強く意識して、たまにご自身を省みるきっかけにしてもらえたらと思います。

あとがき

以上、せどりにおいて心掛けるべき自信の持ち方と謙虚さでした。

私は正しい心掛け(マインド)を持っていてこそ、正しい情報(ノウハウ)や技術(テクニック)、感性(センス)が身に付くと考えています。

「仕入は謙虚に、値付けは自信を持って」
この心掛けを念頭にせどりに臨んでください。

たかが心掛けと侮ってはいけません。
今まで1,000円で販売していた商品を1,100円と値付けすれば売上は100円変わります。
心掛け、つまり考え方次第で直接的に数字が動きましたね。

出品するのは厳しい基準をクリアした商品です。
「売れないかもしれない」というネガティブは一定期間売れなかった時までしまっておきましょう。
実際に売れなかったらその時に値下げすれば良いだけです。

こうした行動の繰り返しが結果的に利益を作り上げ、損失を防いでくれます。
そして行動を作り出すのは心掛け(考え方)

です。

最適な考え方を身に付けて、最適な行動を取れるせどらーになってください。

これからせどりを始めようとしている方や、既にせどりに取り組んでいて改善していきたい方の参考になれば幸いです。

それではまた、別の記事で。
ご覧いただきありがとうございました。