仕入れた商品を出荷状態に持っていくまでの工程!

おはようございます、パグです

この記事では、私自身が実践している検品・クリーニングのフローと、コンディション判断の基準を余すことなく公開します

※本気で書いたので長いです!中古せどりで成功したい方は頑張って読んでください笑

せどりはどんな商品を仕入れるかによって利益が決まります

しかし、仕入れで見つけた利益商品も、検品とクリーニングの質次第で最終的な利益が変わります

せっかく「これくらいの利益が出るだろう」と思って仕入れた商品も、検品時に欠品が発覚したり、検品の工程で商品価値を下げてしまうと、値下げを余儀なくされます

あまりにずさんだと、返品やクレームが発生し、損失やストレスにつながることもあります

逆に、クリーニングを丁寧に施すことで想定より高いコンディションに引き上げられることもあります

つまり検品は、仕入れの成果を100%発揮するための工程です

仕入れで掴んだ利益を手放さないために、そして時にはそれ以上に育てるために これが中古せどらーの腕の見せ所だと思っています

検品とは

検品(けんぴん)とは、商品の状態や仕様などに問題(傷、破損、汚損、不良品、欠品)がないかをチェックする作業のことです

ここで大切なのは、新品中古品では検品の目的は同じでも、前提となる考え方が異なるということです

新品:商品に問題がないことを確認する
⇒問題がないことが前提

中古品:商品の問題を正確に把握する
⇒問題があることが前提

前提が違えば、実施方法も変わってきます

中古せどりの検品

中古せどりの検品では、商品が一度でも消費者の手に渡ったものであることを前提とした検品方法を採る必要があります

端的に言うと、「新品の検品よりも入念なチェックが必要」ということです

開封の有無、中身の状態、ホコリの混入、動作、付属品など、新品と比べて問題が発生している可能性が高いため、あらゆる角度からチェックします

「どこかに問題があるはず」という疑いの視点で商品と向き合うことが大切です

そして、中古せどりの検品は仕入れの時点から始まっています

店頭でリサーチをしている段階で、どのような検品やクリーニングが必要になるか、そしてコンディションごとの相場観をある程度想定しておくことが求められます

この想定が甘いと、帰宅後の検品で「思ったより状態が悪く、想定価格では売れない」という事態になります

仕入れと検品はセットで考える

これが中古せどりの基本です

検品の前にやること

中古に限った話ではないですが、せどりでは検品に入る前に3つほどやることがあります

それが「値札はがし」と「外箱の拭き取り」、「再封印テープの除去」です

1.値札はがし

まずは値札はがしから始めます

せどりでは消費者向けに販売されている商品を仕入れることになるので、商品には99%値札が貼られています

中古せどりの仕入れ先であるリサイクルショップも例外ではありません

そして、ショップによってシールの質が大きく異なるため、店舗ごとに対応を変えると効率的です

私が実践している順番はこうです

①オフ系から始める

オフ系とは、ハードオフ・オフハウス・ホビーオフ、ブックオフのことです

※余談ですが、ハードオフとオフハウス、ホビーオフは同一の会社ですが、ブックオフは別会社です

オフ系の値札はシールはがしを使います

シールはがしとは、シールの粘着成分を溶かしてキレイに剥がすための液体のことです

せどりの必須アイテムです

※検品に使う備品については、後半にまとめて紹介します

液を塗布してから浸透するまで数分かかるので、まず商品10~20件くらいをボトル型のシールはがしの刷毛で一気に塗布してしまいます

液が乾き切る前に、ペン型のシールはがしで端から剥離していきます

浸透したものから順に剥がしていくことで、時間効率よく進めることができます

②待ち時間にトレファク

トレファクの値札はシールはがし液なしでも比較的綺麗に剥がせます

オフ系の値札への液の浸透を待つ間、1点ずつ処理していきます

③最後にセカスト

セカストの値札は粘着力が高く、最も手間がかかります

他の作業が終わった後に、1点ずつ丁寧に作業します

値札をはがした後も粘着剤が残りやすいので、跡もキレイに除去します

2.外箱の拭き取り

値札を剥がし終えた商品から、外箱に付着したホコリや汚れをウェットティッシュで拭き取ります

ある程度処理した商品が溜まってからでも、全ての商品を処理してからでも構いません

私は、ある程度まとめて値札はがし→個別に拭き取り&検品→ある程度まとめて値札はがし→個別に拭き取り&検品…というサイクルで、作業机に広げられる件数を一巡として行っています

リサイクルショップでは、新品を取り扱う量販店と違ってこまめにホコリはたきなど実施されていないケースが多く、けっこう乱雑に陳列されている商品も多いです

なので基本的に、外箱には多少なりともホコリや汚れが付着しています

それをまずは除去する必要があります

「少しくらいならホコリが付いていても大丈夫」とは考えない方が良いです

なぜなら、購入者の手元に商品が届いた時に、

・長期間店頭に並んでいたモノである
・管理状態が悪いモノを送られた
・丁寧に商品を扱うショップではない

こうした印象を持たれると、返品やクレームのリスクが格段に高まるからです

外箱にスレや凹みなどがあっても構いません

重要なのは、できる処置を施しているかいないかです

問題がある箇所は商品説明文に入れて、相応の価格に設定すれば納得は得られます

しかし、ずさんな扱いを受けたと感じられしまうと、出てくるのは怒りの感情です

出品者が思う以上に、購入者は敏感です

常に購入者心理を考えて物事に臨みましょう

3.再封印テープの除去

再封印テープとは、開封済みの商品をリサイクルショップが再度封をするために貼り付けたテープのことです

検品をするためにはこの再封印テープをはがす必要があります

これが意外と時間がかかります

なんなら値札はがし以上かもしれません

なぜなら、多くの場合セロハンテープで封をされていますが、値札以上に広範囲かつ粘着力が高いケースが多く、シールはがしを使用しないと剥がす過程で外箱を傷めてしまうリスクがあるからです

※幅が広く粘着力の強力なセロハンテープがよく使われます

もちろん簡単に剥がせるモノも少なくないですが、中古品の性質上、経年劣化により外箱の強度が弱くなっている商品も少なくないため、その場合は慎重な作業が求められます

元々傷みが大きい場合はそこまで神経質になる必要はありませんが、比較的キレイだったのに不注意でダメージを与えてしまうと、出品コンディションを落とさざるを得なくなり、利益が下がってしまうことがあります

出品コンディションを落とすまでではなくとも、購入者からの印象悪化は避けられません

できる限り最高のコンディションに持っていく意識が大切になります

とはいえ、神経質になり過ぎて作業時間がかかり過ぎるのは、ビジネスとして本末転倒です

せどりはあくまでも稼ぐことが目的ですから、作業の質と時間のバランスは念頭に置いておきましょう

検品の基本フロー

値札をはがし終え、拭き取りまで完了し、再封印テープを除去できたら、いよいよ検品に入ります

中古せどりの検品は、問題の有無の確認はもちろんのこと、もう一つ重要な意義があります

それは、コンディション(状態・問題の内容)を正確に商品説明文に反映することです

「商品説明文を正確なものにするために問題の有無を確認する」と言っても過言ではありません

中古せどりは、状態の良し悪しではなく、状態が相場に合っているかが肝です

その状態を購入者が見て、価格に納得できれば勝ちなわけです

つまり検品は、出品者から購入者への情報共有であり、ここに中古せどらーとしての力量が問われることになります

検品で把握した状態を正確に商品説明文に反映するために、検品の記憶が新鮮なうちに商品登録することが望ましいです

もし時間を空けることになったり、説明を忘れそうな場合は、ポストイットなどにメモ書きを残し、商品に貼り付けておきましょう

未開封・未使用

やることはほぼありません

明らかに未開封の場合、値札はがしと外箱の拭き取りのみで完了です

私の場合、半数近く(体感4割程度)は未使用品を仕入れているので、この工程だけで終わる商品が相当数あります

稼いでいる中古せどらーが未経験者が想像するより楽をしているのは、こういう理由もあります

開封済み・未使用or使用済み

開封の形跡がある、もしくは開封された可能性がある場合、中身の確認が必要です

まず確認するのは、未使用使用済みという点です

未使用であれば、やることはほぼありません

中に軽微なホコリが混入している場合は慎重に拭き取り、慎重に再梱包すればOKです

一方、使用済みであると判断した場合、チェック項目(確認事項)が出てきます

どのようなことを確認するかというと、商品の特性を見て、以下のような問題が発生しそうな点を細かくチェックします

・使用感の程度(傷やスレ、凹み、シミ、ほつれなど)
・破損や汚損はないか(欠けや割れ、クリーニングできない汚れなど)
・材質の変性はないか(ゴムの劣化、日焼け、サビなど)
・付属品の欠品はないか
・動作に不具合はないか
・使用期限がある場合、期限内か(付属の電池も注意)

これでもチェック項目の一部です

全部覚えなければいけないわけではありませんが、チェック項目の引き出しが多いほどミスが減り、利益を守ることができます

経験を積むと、意識せずとも「こんな商品はここをチェックした方が良い」というような感覚が身に付きます

仕入れ前の確認で、「こういうところに問題が出やすいんだよな~」と思ってチェックした結果ドンピシャで問題を見つけた時などは、「利益商品じゃなくて残念」ではなく「損失を未然に防げて良かった」と思います

検品の力量は、そのまま仕入れの力量にもつながります

私の場合、仕入れ値が330円以下の商品など、リスクの低い商品は店頭で中身を確認せず仕入れることも多いです

理由は、貴重な仕入れ時間を中身の確認時間に取られたくないためです

中古せどりに慣れてくると、だいたい外箱の感じで中身の様子が分かります

嘘のような本当の話ですが、だいたいなのでミスもします

初心者はマネしないでください笑

コンディション別の判断基準

出品コンディションは、価格設定の根幹となります

どのコンディションに設定するかで、利益や売れ行きに多大な影響を与えるため、極めて重要な選択を求められる場面です

当然、より良いコンディションに設定すれば有利に働きますが、嘘偽りがあっては後々問題発生のリスクを高めます

ここでも大切なのはバランスです

事実を前提としながらも、極力良好な状態であるように持っていく

これが私のコンディション判断の基本理念です

Amazonで私が実際に使っているコンディション判断の基準はこうなっています

コンディション基準
ほぼ新品開封済み未使用、または外箱にダメージがあるが中身は未使用。未使用ではないが使用感がほとんどない。付属品の欠品なし
非常に良い使用感がそこそこある。または使用感はほぼないが付属品に欠品がある
良い、可ほぼ使用しない。非常に良い以下の状態の商品はほぼ仕入れないため

「良い」と「可」をほぼ使わない理由は、そもそも状態の悪い商品をあまり仕入れないからです

仕入れの時点でコンディションを見極めているので、検品後に「良い」または「可」に落ちるのは中身を確認せずに仕入れた商品が期待外れだった時くらいです

これだけは見落とすな【NGパターン5選】

検品で見落としがちな、特に注意が必要なポイントをまとめます

①付属品・内容物の欠品

最もよく起こりがちなミスです

付属品や内容物が多い商品ほど欠品に気づきにくいので、箱の内容物リストと照合しながら確認してください

仕入れた後に欠品が発覚した場合、想定していた販売価格では売れなくなります

②電池ボックスの錆(サビ)・液漏れ

一見表面上は使用感がほとんどない商品でも、電池ボックス内の端子に発錆や液漏れが生じているケースがあります

古い商品の場合は特に、蓋を外してしっかり確認しましょう

③偽未開封に注意

未開封に見えても、ショップの店員さんや前所有者が綺麗に封をし直しているだけのケースがあります

未開封かどうかの判断はシビアに行ってください

店員さんに頼めば開封して中身の確認をさせてくれます

④経年劣化しやすい素材

ゴム製品やヘッドセットのスポンジ部分など、経年劣化しやすい素材には特に注意が必要です

外観は綺麗でも素材が劣化していると、コンディション説明と乖離が生じてクレームの原因になります

⑤電脳仕入れの現物との乖離

電脳(ネット)で仕入れた商品が、画像では綺麗そうに見えても手元に届いた現物は細かな傷だらけ、薄いシミつきというケースがあります

画面上では分からない傷やシミは仕入れ前に判断できないリスクとして織り込んでおく必要があります

ちなみに私はこれが怖いので電脳仕入れはほとんどやりません

やりがちなミスと正しい出品の作法

クレームを恐れるあまり、商品のダメージ部分を強調して撮影し「ご理解のある方のみご購入ください」と書いてしまうケースをよく見かけます

これは購買欲を著しく削ぎます

商品説明文はあくまで売るための文章です

正確な状態を伝えることは大切ですが、言い回し次第で読者の印象は大きく変わります

「この部分に軽微なスレがありますが、その他の使用感はほとんどなく〜」

「~のため特別価格での出品になります」

このような表現の方が購入者に前向きな印象を与えられます

ちょっとした工夫の一つですが、積み重なれば手残りに天と地ほどの差が出ます

写真掲載については考え方が分かれますが、私のコンサルでは、購入者心理と時間効率の観点から、Amazon出品においては写真の掲載はしないように指導しています

検品に必須・役立つ道具

最後に、私が実際に使っている道具を紹介します

シールはがし(ペン型+ボトル型の併用)

私はシールはがしは、ペン型とボトル型の2タイプを併用しています

ペン型はコスパは良くないですが、細かく丁寧な作業ができるので商品の価値を傷つけないメリットがあります

ボトル型はたっぷり使えて経済的で、値札はがしだけでなく汚れ落としにも優秀です

状況に合わせて使い分けることで作業効率と仕上がりの両方を高められます

緩衝材(無地の新聞紙)

検品後の再梱包時や納品時に、輸送中のダメージを防ぐための緩衝材を使用します

私は無地の新聞紙を愛用しています

理由としては、エアキャップ(プチプチ)より安価で、手で破ったり丸めたりしてサイズを自由に調整できるからです

保管もかさばらず、梱包に厚みが出ないのでメルカリのポスト投函にも重宝します

多少の湿気やニオイも吸収してくれるのも地味に助かります

注意点として、印刷済みの新聞紙はインク移りやインクのニオイが商品に移るのでおすすめしません

私は楽天市場の「紙ってる」さんで購入しています

梱包袋(PPE袋)

梱包袋は、パッケージがなく本体むき出しで売られていた商品や、FBA納品時に電球などの割れに対する飛散防止で使用します

ポリ袋でもいいですが、PPE袋がとにかく安価でおすすめです

ちなみにPPE袋は「キッチンバッグ」とも呼ばれる、触り心地がシャカシャカしている袋のことです

せどりでよく使われる「OPP袋(クリスタルパック)」は見た目が綺麗ですが、値上がり傾向があり、私にはそこまで販売の優位性も感じられないので、あえて使用していません

PPE袋は近所のドラッグストアで購入しています

ウェットティッシュ(ノンアルコール)

外箱や商品のクリーニングに使用します

使用頻度が高いのでノンアルコールをおすすめします

アルコール入りは汚れが落ちやすい反面、手が荒れやすいです

汚れがひどい場合はボトル型シールはがしの溶剤を少しウェットティッシュに染み込ませて使うと、清掃効果が高く代用できます

こちらもドラッグストアで購入しています

電池・ドライバー

動作確認に使用します

単二・単三・単四電池を各4本、ドライバーと精密ドライバーがあれば事足りるでしょう

まとめ

検品・クリーニングのポイントをまとめます

  • 検品は仕入れの成果を100%発揮するための工程
  • 値札はがしは店舗別に順番を決めてまとめ作業で効率化
  • 仕入れ時点でコンディションと相場を想定しておく
  • 未開封品は拭き取りで完了、開封品はシビアな目線で確認
  • 出品の説明文は「売るための文章」として前向きな表現を心がける

正直なところ、検品が面倒と感じることもあります

ただ、面倒と感じるのは仕入れがうまくいっている証拠でもあります

検品が楽ということは、利益が低いか、仕入れリスクが高い

つまり、検品量はせどりの調子のバロメーターです

作業を淡々とこなせるようになった時、せどりは本物の収益源になります

この検品の工程があるからこそ、中古せどりは利益率が高いのです

私が中古せどりを続けているのは、面倒さというデメリットを上回る圧倒的なメリットがあるからに他なりません

「稼げるなら検品も頑張る!」という考えを持てた方、中古せどりでの成功は目前です

私パグの中古せどりコンサルでは、あなたの街のリサイクルショップで格段に仕入れが上達するノウハウを現地指導しています

・目利きが難しそう
・修理の技術がないとできない?
・仕入れても売れないんじゃないか

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