おはようございます。
パグです。
この記事では、これからせどりで稼ごうとしている方、せどりを始めるか検討中の方に向けて、「せどりってしんどい?」という疑問にせどりを本業としている私パグがお答えします。
私パグはせどり一本で生活費を稼ぎ、家族を養い、別事業を興せるまでになりました。
別事業のオーナーになった今でも本業としてせどりに取り組んでいるので、プロせどらーを自称しても過言ではないと思います。
プロせどらーという言葉が浸透しているかは分かりませんが。笑
副業としてせどりを考えていたり、独立を考えている方の中には、「実際せどりってどうなの?しんどい?」と漠然とした不安があると思います。
そんな疑問について、プロの私が本音でお話しします。
それでは早速いきましょう↓↓
せどりがしんどいかは人それぞれ!
まずはせどり自体の大変さ(労力)についてです。
結論は「せどりがしんどいかは人それぞれ!」です。
「元も子もない!」と物を投げないでください。
そもそも大変さは主観的なものなので、どれくらいの労力だとしんどいと感じるかは人それぞれです。
ですがそれでは何も参考にならないので、プロ視点で解説していきます。
プロとして、せどり自体の大変さについて語るには、2つの視点があります。
①どんなせどりをやるか
②いくら稼ぐ必要があるか
この2つによって大変さは大きく変わります。
一つずつ説明します。
①どんなせどりをやるかでしんどさは違う!
せどりにも多種多様なスタイルがあり、どんなせどりスタイルで臨むによって、収益性や肉体的・時間的労力は大きく異なります。
せどりスタイルとは、
・仕入方法
・販売方法
・取扱商品
をどのような方向性で考え、どう選択するかということです。
仕入方法
せどりを仕入方法で分けると、
・店舗せどり(実店舗で仕入)
・電脳せどり(ネットで仕入)
の2種類に大別されます。
店舗せどりでは、実際に店舗に足を運ぶ必要があるため、運転や店内での買い物の肉体的労力は避けられません。
加えて、ある程度まとまった時間を割いた方が成果が上がりやすいです。
そうした制約がある代わりに、仕入値の安さやリサーチ量の多さにアドバンテージがあり、収益性は高い傾向にあります。
一方電脳せどりでは、PCやスマホ一つで場所や時間的制約なく仕入が出来るので、テクノストレスを除けば肉体的労力はほぼ無いです。
そうした利便性の代わりに、仕入値の高さやリサーチの難しさにディスアドバンテージがあり、収益性は低い傾向にあります。
★店舗せどりと電脳せどりの詳しい解説はコチラ↓↓
販売方法
また、販売方法で分けると、
・自己発送
・委託発送
の2種類に大別されます。
自己発送はその名の通り、仕入れた商品が売れたら自分で購入者へ発送することです。
商品が売れる度に遅滞なく発送に動かなければいけないので、肉体的・時間的労力が発生します。
梱包材なども多種多量に自分で用意する必要はありますが、発送に対する手数料は不要なので、収益性は高くなる傾向にあります。
一方委託発送は、仕入れた商品を販売委託したAmazonや楽天、または販売代行業者に納品することにより、発送を自動化する方法です。
肉体的・時間的労力が無い代わりに、高い手数料を支払う必要があり、収益性は低くなる傾向にあります。
取扱商品
さらに、どんな商品を扱うかによっても労力に影響を受けます。
例えば、
・中古品なら検品やクリーニングの労力を要する。
・新品でも大量に仕入れれば荷解きに労力を要する。
・大型商品なら運搬に労力を要する。
・電化製品なら動作確認に労力を要する。
・書籍なら重量物を扱う労力を要する。
など、商品の状態や数量、サイズ、特性によって必要な作業に違いがあります。
上記、仕入方法・販売方法・取扱商品の組み合わせによって大変さ(労力)は大きく異なるという点はまず押さえておきましょう。
②いくら稼ぐ必要があるかでしんどさは違う!
人によってせどりで稼ごうとしている目標額や必要最低額は異なると思います。
稼ぐ金額が違えば、労力もリスクもモチベーションも違ってきます。
段階的に例を挙げます。
【プロレベル・必要最低額あり】
・せどり一本で食べていきたい。
・今の仕事を辞めたい。
→目標として月50万円。実現したい。
→最低でも月20万円。絶対下回れない!
【副業レベル・必要最低額あり】
・本業の収入が低く生活が苦しい。
・借金を返済したい。
→目標として月20万円。実現したい。
→最低でも月10万円。下回ると支障あり。
【副業レベル・必要最低額なし】
・本業の収入が低く生活が苦しい。
・子どものために教育費が欲しい。
・老後資金を確保したい。
→目標として月10万円。あれば嬉しい。
→できれば月5万円。ないとツラい。
【副業レベル・必要最低額なし】
・遊行費のためにお小遣いを稼ぎたい。
→目標として月5万円。あれば嬉しい。
→できれば月1万円。なくても支障なし。
稼ぐ必要最低額があるかどうか、つまり稼ぎを生活費に充てる必要性に応じて労力は大きく異なります。
せどりを本業とする覚悟なら「稼げればいいな~」くらいではやっていけません。
大げさに言えば「稼がなければ死ぬ」です。
実際始めてみて「意外と楽」とか「思ったよりしんどい」は個人差があると思いますが、プロレベルでは「しんどいのは当たり前」と思って臨まなければ多分続きません。
副業として始める場合でも、経済的余裕の無い方は必要に迫られているので、高いモチベーションを持って臨む必要があります。
ただし、プロレベルより必要最低額のハードルは低いと思うので、労力的にはまだマシかなと思います。
また、動機の違いも影響します。
子どものために、将来のためにと思って始める人なら「多少の労力なら惜しまない」という方も多いと思います。
逆にお小遣い稼ぎ程度の考えなら「楽して稼げないならやらな~い」程度の方もいると思います。
モチベーション次第で同じ額を稼ぐにも労力の感じ方が違ってきます。
ご自身はどの段階に当たるのか考えてみてください。
私個人の感想
最後に、私パグのせどりに対する感想をお話しします。
私はせどりを始めるまでに様々な副業にチャレンジしてきました。
(過去にやってきた副業についてはまた別の記事でお話ししたいと思います。)
どれも鳴かず飛ばずでしたが、その中でも成果が出たのがせどりでした。
新品・電脳・自己発送
最初に私が取り組んだせどりは「新品・電脳・自己発送」というスタイルでした。
ネットショップで大幅に割引されている商品をリサーチし、自宅に届けてもらい、メルカリなど複数のフリマアプリに出品し、注文が入ったら発送するという流れです。
在宅で完結するので肉体的労力はありませんでした。
しかし、リサーチや発送作業に要する時間に対して利益が薄く、徒労感は否めませんでした。
また、自己発送では売れるまで商品を自宅で保管する必要があるので、在庫で室内を圧迫され、売れれば速やかに発送しなければならない時間的縛りもあり、精神的なストレスもありました。
加えて、新品を扱っていたため競合が多く、価格競争による値下げ合戦に巻き込まれ、損失が発生することも少なくありませんでした。
「新品・電脳・自己発送」のスタイルでは楽なだけであまり良い思いをしなかったですが、他の副業に比べると多少の実入りはあったので、「せどりは実現性がある!」と感じました。
ただし、スタイルに関しては検討の余地があると思い、せどりについていろいろ調べ、様々な形にトライしてきました。
その結果、「新品・電脳・自己発送」とは真逆の「中古・店舗・委託発送」で最も成果が出たことから、最終的に現在の店舗中古せどり+FBAというスタイルに辿り着きました。
★店舗中古せどり+FBAスキームに至った詳しい経緯はコチラ↓↓
中古・店舗・委託発送
店舗中古せどり+FBAスキームでは、「これまでのせどりは何だったのか…」と思えるほど効率的に稼げました。
無駄と思える時間がほとんどありません。
在庫管理や発送、顧客対応のストレスからも解放されました。
現在進行形で安定した収益を稼ぎ続けています。
その代わり、家族を養えるほどの稼ぎを出そうとすると肉体的にはしんどい時もあります。
安定させるためには必ず週に1回は長時間の仕入に行く必要があるので、家族の理解は必要だと思います。
しかし、肉体面・時間面・金銭面を考慮すれば、店舗中古せどり+FBAに勝るスタイルは未だに思い当たらないので、当時を振り返っても「この選択は間違いではなかった」と自信を持って言い切れます。
自分の置かれている状況によってどんなせどりが適しているかは十人十色です。
ご自身の適性を計るうえで、まずは小さな一歩でもいいので何でも実際に始めてみることが最も早く最も確実な方法です。
あとがき
以上、せどりのしんどさについてでした。
せどりを一概に「稼ぎの割にしんどい!」とか「楽して稼げる!」と括ることはナンセンスです。
しかし、自分がどんなせどりをするか、どれだけ稼ごうとしているかを考えることによって、方針の具体性は定まってくると思います。
最後に注意して欲しいこととして、
「いくら低収益でも楽さを追求したい!」という方でも、徒に時間を浪費するリスクは考えておかなければ非効率になってしまいます。
「どんなにしんどくても高収益のために頑張る!」という方でも、続かなければ結果的に稼ぎは小さくなってしまいます。
稼ぎ(リターン)と労力(リスク)のバランスをいかに上手く取れるかが重要です。
せどりそのものに期待し過ぎてはいけません。
ただし、心構えと選択次第では人生を変えるほど大きな可能性を秘めています。
これからせどりを始めようとしている方や、既にせどりに取り組んでいて改善していきたい方の参考になれば幸いです。
それではまた、別の記事で。
ご覧いただきありがとうございました。
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