せどりは本当にオワコン(終わったコンテンツ)なのか、ビジネスの旬とはどういった考え方なのかを解説します。
WebやSNS上で「今このビジネスが旬!」とか、「そのビジネスはもうオワコンだよ」とか、そういった話をよく目にすると思います。
世間的にも「せどりはオワコン」と言われている場面によく遭遇します。
この”旬”や”オワコン”とはいったい何なのか。
せどりを一事業として取り組んでいるプロが、噂レベルの話を実務レベルに昇華して解説したいと思います。
ビジネスの旬とは

旬とは、物の良さが最も高い状態にあり、市場が活気づいている時期のことです。
ビジネスにも旬という概念があります。
ビジネスが旬の時期は、売り手市場(需要が供給を上回っている状態)となり、稼ぎやすい土壌が整っているので、供給者の多くが成功する段階と言えます。
逆に旬の時期を抜けると、市場が下火になり、稼げる人と稼げない人の差が大きくなります。
ほとんどのビジネスに旬があり、この旬の時期を掴むことができるか、波に乗れるかがそのビジネスでの成功率を左右すると言っても過言ではないです。
しかし、この成功率は、素質がない人や準備不足の人など、競合優位性の低い人が稼げる可能性という意味です。
実力のある人はどんな時期でも稼げますし、実力の無い人は旬の時期で(良くて)五分五分です。
そもそも、実力が無い人にそのビジネスの旬が分かるわけがありません。
つまり、成功したいなら旬を気にするより、しっかり実力をつけるしかないということです。
せどりはオワコンか

質問します。
・せどりは今、旬でしょうか。それともオワコンでしょうか。
私の答えは、、、「どちらでもない」です。笑
この質問に答える際に”何を考えたか”がご自身の実力です。
・せどりで稼いでいる人をSNSやYouTubeでよく見かけるから”旬”
・昔ほどの勢いが無いように感じるから”オワコン”
このように考えた人はいないでしょうか。
残念ながら現時点では実力の無い人です。
私は以下のように考えました。
・質の悪い参入者が増えたことで販売プラットフォームの規制が厳しくなっている(出品が難しくなっている)
・販売プラットフォーム利用者(購入者)が増えているので販売機会も増えている(収益は伸びている)
この違いが分かるでしょうか。
前者は伝聞に過ぎず、後者は実体験です。
一言で言えば”具体性”です。
旬であるか、オワコンであるかは、実際にやってみないことには判断のしようがありません。
良い面、悪い面を比較することでしか本当の評価を下すことは不可能です。
一方、実際にやってみたが稼げなかった、稼げたけど稼げなくなったという方もいらっしゃると思います。
こういった場合は、単に実力不足だったか、もしかすると本当にオワコンとなった可能性も低くはないです。
オワコンとなったせどり

せどり自体は全くオワコンではありませんが、現実にはオワコン化したせどりもあります。
・楽天ポイントせどり
・メルカリ販売
・悪質な転売
楽天ポイント
楽天ポイントせどりが最も有名ですが、ポイント獲得・利用を基にしたせどり方法を総じてポイントせどりと呼びます。
そもそもポイントせどりは現金を効率的に生み出すせどり方法ではないので、せどりの目的が”お金を稼ぎたい”という方にとっては不向きな面があります。
それに輪をかけて、近年では楽天ポイントの還元率悪化に伴い、お得に商品を仕入れることが難しくなってきました。
何を隠そう、私もせどりは楽天ポイントせどりから始めました。笑
ただし、私が楽天ポイントせどりを辞めたのは、楽天ポイントせどりがオワコンだと判断したからではありません。
当時はまだポイント還元率は良かったです。
私が楽天ポイントせどりを辞めた理由は、マネタイズ(収益化)にかかる期間が長いからです。
同様の理由でブログアフィリエイトも断念しました。笑
私はすぐにでも生活費を稼ぐ必要があったので、即金性の高いせどりにシフトしました。
メルカリ販売
前置きとして、メルカリがオワコンというわけではありません。
メルカリを主戦場としてせどり商品を販売先として採用する方法がオワコン化しているということです。
理由は競合の増加です。
あらゆる販売プラットフォームにおいても競合は増加していることに違いはないですが、メルカリはその傾向が顕著です。
その原因の一つに、メルカリ販売を勧めるせどり情報商材やコンサル・セミナーが大量に出現したことが挙げられます。
なぜそのような状態に陥ったかというと、メルカリという選択肢が副業初心者の目に留まりやすく、簡単なので始めやすく、教えることも非常に簡単で、それ(有益な情報)っぽく見えて、情報提供側になりやすいからです。笑
実際に稼げるかどうかはさておき、とりあえず始める人が増えたことで高値で売れづらくなってきました。
悪質な転売
せどりも転売ではありますが、世間一般的に悪いイメージの転売とは一線を画します。
せどりは安く仕入れて相場で売るのに対して、悪質な転売は相場で買い占めて高く売るのが基本です。
このような迷惑な転売方法は各販売プラットフォームにより着実に締め出しが進んでいます。
とはいえ、まだまだしぶとく生き残っているので、個人的には根絶されることを願っています。
世のためになるせどらーを目指しましょう。笑
”せどりはオワコン”の先にあるもの

最近”せどりはオワコン”という記事をちょくちょく見かけるので、そうした記事を追ってみたところ、中国ODM・OEMや海外輸入・輸出、無在庫転売などを勧めるものばかりでした。
現在はそれらも過当競争気味ではありますが、確かに人によっては適していたり、大きく稼げるビジネスである可能性は否定しません。
一方、経済面や国際情勢など様々なリスクが絡み合う側面を持っているので、一概に”せどりの上位互換である”というような論調は拙速だと感じています。
リスクを取れる人は取ればいいですが、「本当にリスクを取れる人がそこまで多いのか」という点は甚だ疑問が残ります。
せどりもブログアフィリエイトも一昔前の方が儲かる時代だったのは事実だと思います。
業界が時間を経て成熟すれば競合が増えるのは自然の摂理です。
しかし、だからと言って新興ビジネスに飛びつくのが正解とは言えません。
歴史が長いビジネスほど実は安定していて、いつの時代も”旬”とか”オワコン”の議論が巻き起こっているのだと思います。
時代を生き抜く【中古商品・店舗仕入れ+Amazon販売】

現在もせどりで稼ぎ続けている私としては、中古品を店舗で仕入れてAmazonで販売する方法をおすすめしています。
この方法はいつの時代でも柔軟な適応力があると考えています。
中古品が取り扱う商品としておすすめの理由は、価格が安いのは当然ながら、物価高(インフレ)に強い点が挙げられます。
中古せどりの基本は以下をご参照ください↓↓
仕入れ方法として店舗がおすすめの理由は、極端に安い値付けがされた商品を大量に見つけやすいからです。
他にもたくさんメリットがありますが、向き不向きがあるので下記をご参照ください↓↓
販売方法としてAmazonがおすすめな理由は、利用者数と迅速な配送により他の媒体より高値で売れるからです。
Amazonは圧倒的な資金力を持っているので、多少の逆風にはビクともしないことも強みです。
Amazon販売の基本は下記をご参照ください↓↓
この組み合わせがオワコンになることは、この先最低10年はあり得ないだろうと予測しています。
これからせどりを始めようとしている方は、商品のトレンドや経済情勢に左右されないせどりで、長く稼ぎ続けることができる力を身に着けていただければと思います。
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