おはようございます。
パグです。
この記事では、せどりをよく知らない方向けに、せどりの基本的な考え方について説明します。
辞書のような定義の話ではなく、副業としての現代版せどりについて私パグなりの見解をお話しします。
語源や歴史を知りたい方はウィキペディアなどの方が適しているのでご承知おきください。
それではお話ししていきます。↓↓
せどりとは簡単に言うと転売のことです。
転売というのは、小売店で売っている商品を買って利益を乗せて売るという商売手法です。
小売というのは、メーカーや卸問屋など流通過程の上流から仕入れた商品を一般消費者に販売することです。
なので、転売は厳密には小売業とは言えません。
物品販売(物販)という大きな括りの中に、小売と転売があるといったイメージです。
このブログでは転売ではなく、一律「せどり」と表現します。
その理由は、転売と言うと世間的に良いイメージをあまり持たれていないからです。
転売は違法なものではないのですが(違法なやり方もありますが)、悪質な転売が横行してニュースなどで目に付くため、転売＝悪のイメージが付いてしまったと感じています。
たしかに、数に限りがある人気商品を買い占めて欲しい人が買えない状況を作ったり、不当に値段を吊り上げたり、迷惑な転売も存在しています。
ニンテンドーSwitchなど記憶に新しいです。
しかし、安く買って相場(適正価格)で売る場合は、決して迷惑行為ではなく、むしろ需要に対して供給を生み出している有意義な行為であると私は思います。
以下では前者の迷惑行為を「転売」、転売を行う人を「転売ヤー」と呼びます。
そして後者の相場での販売を「せどり」、せどりを行う人を「せどらー」と呼びます。
※どちらも実際に業界で使われている呼び名です。
私がやっているのは「せどり」です。
私だけでなく、生活の為や家族の為に副業を志している人は真面目に「せどり」に取り組んでいる人の方がマジョリティーだと思います。
お小遣い稼ぎは悪いことではないですが、遊行費が欲しくて副業を始める人は「転売」に走りがちです。
転売は楽ですし、確実性もあります。
ただし安定はしないですし、まともな感覚を持っていれば悪いことをしていると心理的なストレスを感じるはずです。
なので私は真剣に副業を始めようとしている人に対して「転売」はおすすめしていません。
「せどり」に対しては後ろめたく思う必要は全くありません。
供給が足りていない商品を相場で売っても利益が出るように仕入れるだけです。
安く商品を売っているお店としては買ってもらえればそれで利益が出るわけですから嬉しいですし、こちらとしても利益を乗せているので売れれば当然嬉しいです。
購入者も相場だから納得して買うので、まさに三方良しです。
誇りを持って良い商売だと思うのですが、人にせどりをしていると話すのは憚られる気持ちは分かります。
私もそうでした。
友人に「今物販してるー」とか「小売業始めたー」とか誤魔化して話していた期間がありました。
大して稼げていなかったですし、ちっぽけな見栄がありました。
しかし、利益が出始めてからは「せどりをやってる」と言えるようになりました。
せどりで食べていけるまで稼げるようになると、もはや事業のレベルです。
自信を持って良いと思います。
最初は「せどりをやってる」と言うと「儲かるの～？」と、大丈夫？真っ当な仕事したら？みたいなニュアンスで聞かれます。
馬鹿にしてるのではなくおそらく本当に心配してくれてたのだと思います。笑
そんな時も「月に30万円はストレスなく利益出てるよ」と返せば、みんな興味津々になります。
後輩がブラック企業に入ってしまい、「もう辞めたい…」と相談を受けたときに「せどりやってみるか？」と自信を持って勧めることができました。
その後輩は意を決して退職し、みっちりレクチャーした結果、4ヶ月目に月利30万円、6ヵ月目には50万円に到達しました。
今となっては月利100万円を超えています。
私を余裕で超えてしまっていて、さすがブラック企業で何年も働けるレベルの体力だと感心しました。笑
当然せどりを後ろめたいとは微塵も思っていないでしょう。
100万円は中々到達できるものではないですが、50万円程度なら稼働時間が確保できる人なら誰でも実現可能です。
食べていけるようになった私でも、せどりに対して感謝の念はありますが、カッコいい仕事とは言えないです。
株やFXみたいにPCひとつで椅子に座って稼げるものでもないです。
Webデザイナーやライターみたいにセンスを感じる仕事でもないです。
しかし、間違ったやり方をしなければ努力次第で着実に利益を上げることができる、素晴らしい仕事だと思います。
私はせどりで稼いだお金で別の事業を展開することが出来ました。
泥臭く真面目に頑張ってきた先には光り輝く未来が待っています。
転売ヤーではこの境地には辿り着けないと思います。
せどらーであってこそ、夢や目標を叶えることができるのだと信じています。
せどりに対してネガティブな気持ちがある方は、一度偏見を取り払ってトライしてみて欲しいです。
トライした結果、面白みが無かったり向いてないと感じて離れることになっても、せどりの経験から得るものはとても大きいと思います。
以上、個人的な見解になりますが、せどりについて語ってみました。
この記事を読んだことがきっかけでせどりを始めてみたという方が一人でも増えたら本望です。
それではまた、別の記事で。
ご覧いただきありがとうございました。
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